ゴゾ島はマルタ本島の西6kmに位置します。 周囲は海に囲まれ、その海はより深く、より青い海でした。 ゴゾ島の首都はヴィクトリア(ラバト)で島の中心に位置しております。 (ラバトとはアラビア語で郊外または駐屯所の意味でモロッコの首都名もラバト) |
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(左)マルタ島からゴゾ島へはフェリー使用で約30分 (右)出航まもなくしてゴゾ島の見張り塔が見えてきました。 それにしても、マルタ島、ゴゾ島の海はきれいです。紺碧の海です。 |
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(左)赤ドーム屋根が特徴のゴゾ島・シェウキーヤ教会が見えてきました。 (右)もう、目の前がゴゾ島です。 |
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(左)すれ違ったマルタ島行きフェリーです、約300人乗りくらいかな? (右)ゴゾ島フェリー港(イムジャール)の街に有るカトリック・ガーンジーレム教会 ゴゾ島にも沢山の教会があるらしいです。 ちなみにマルタ全体では360もの教会があるとのこと。 |
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紀元前40世紀に建造が始まり、巨人女性サンスーナが 建造したとの伝説が残っているそうです。 勿論ピラミッドよりも、ぐっと歴史が古く 世界最古の宗教施設といわれております。 ゴゾ島のサンスーナの皆様は、その後ギリシャに渡り 神話のアマゾネスになったのかな??? |
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巨石神殿シュガンティーヤの平面図(Wikipediaから転載させていただきました) |
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下図は、ここの巨石神殿の構造的な現地説明看板類 |
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粗削りの高さが6mにも及ぶ巨大なサンゴ質石灰岩が積みあがってます。 岩の表面はゴツゴツです。 重機のない古代、いくら巨人女性サンスーナと言えど どうやって積み上げたのか不思議です。 |
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奥の神殿は小さく簡素です。 外側は硬質なサンゴ質石灰石ですが内部は細工が容易な グロビエリナ石灰石が使われているそうです。 |
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伝説の愛の洞窟は安全補強工事中で現在立ち入り不能 しかし付近のラムラ湾のサンディ・ビーチは緑に縁どられ、マリンブルーと 茶色の砂浜が織りなし、美しく広がります。 妖精カリプソもこの眺めに感動したことでしょう。 |
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美しい海岸と妖精カリプソを想い歓喜をあげる観光客 |
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元々は中世に造られた城塞だったようですが、17世紀の十字軍時代 度重なるオスマン・トルコ軍や海賊の侵攻に備え、現在のような より強固な造りに再建されたものだそうです。 丘全体が巨大な要塞(The Citadel)になっております。 |
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ただシタデルは、1693年の大地震で大きく崩壊しました。 修復再建完成予想図が下図のパンフレットです。 |
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大要塞シタデルの全体像(絵葉書より転載させて頂きました) |
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難攻不落の分厚い城壁、これを見ただけで敵は怯んだことでしょう |
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大要塞の内部に渡って幾重にも城壁があります。 |
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(右)ここを訪れてゴゾ島民を祝福したローマ教皇パウロ2聖像 |
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大城塞内の内部は城壁と細い坂道が続きます。 城壁からはビクトリア・ラバトの街が一望出来ました。 |
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連なる建物と影を落とす細い坂道、今では静寂だけが支配してます。 |
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この巨大な要塞を建造した聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)に感服です。 |
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大要塞入口正面に位置するのがバロック様式の 堂々たるファザードをもつゴゾ大聖堂(聖ジョージ教会)です。 |
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創建当初は屋根にドームが乗るはずっだったのが 資金不足で取り止め(そっ、そんな~、信じなれない!) しかしイタリア人画家アントニオ・マヌエルによって描かれた天井画が下図。 遠近法を駆使した、だまし絵で壮大なドームに見えます。本当に見えました。 |
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天井ドームこそ、だまし絵でしたが主祭壇、壁面、列柱、パイプオルガン等 全てにわたり豪華絢爛・金ピッカ・ピッカ、さすが大聖堂の貫禄でした。 |
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マルタ島とゴゾ島の間に挟まれた3km2にも満たない小さな島です。 往復、ゴゾ島から40人乗りの小さいボートに乗船、行きました。 青く透きとおる海、ブルー・ラグーン(Blue Lagoon)は,、そりゃ~綺麗でした。 |
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地中海のブルーとコミノ島近海のグリーンそしてコミノ島の断崖との コントラストが大変に素晴らしい グリーンな一帯はブルーラグーンと呼ばれております。 |
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ロマンチックで綺麗な地中海、コミノ島のブルーラグーンに感動しました。 |
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透明なブルーラグーンを航行する船は空に浮いて見えます。 |
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コミノ島の奇岩絶景写真 旅友:伊藤さん撮影の写真を頂戴したものです。 改めて、伊藤さんありがとうございました。 |
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キプロス島&マルタ島周遊9日間ムービー(6日目) |
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