マルタ共和国の首都、マルタ東部シベラス半島の上に 聖ヨハネ騎士団の拠点として建てられた城塞都市です。 中世の騎士団長(グランド・マスター)”ジャン・ド・バレット”の 名前からバレッタと名付けられたそうです。 歴史的建造物は戦争で大きく破壊されましたが、バレッタ旧市街は 世界文化遺産に指定されております。 |
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アッパー・バラッカ・ガーデンに行くまで、バレッタ市街をそぞろ歩き 噴水あり、頑丈そうな城壁あり、見張り塔あり 聖ヨハネ騎士団長ジャン・パリソ・ヴァレットによって築かれた 難攻不落の街並みでした。 |
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堅牢な堡塁と城壁が周囲を囲んでおります。 |
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ここがアッパー・パラッカ・ガーデンです イタリアの見晴らし台とも呼ばれております。 グランドハーバー、スリーシティーズを一望することができました。 |
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下段には大砲がずらりと並んでおります。 正午と午後四時、時報の空砲を放つらしい。 右の数本の鉄骨タワーはグランドハーバーの浚渫船か? |
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スリーシティーズ・セングレラの監視塔ヴェデッテ 写真の上でクリックすれば大きい写真になります。 |
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そしてこちらがスリーシティーズ・ヴィットリオーザの聖アンジェロ砦です 写真の上でクリックすれば大きい写真になります。 |
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見晴らし台です。 バレッタからのグランドハーバー、スリーシィティーズを一望するポイントです。 |
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バレッタ旧市街メインストリートのリパブリック通りです。 にぎやかな商店街、オープンカフェなどが建ち並びます。 マルタ騎士団長の館へは、ここを通り、街の中央付近にありました。 |
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ローマ遺跡もありました。出窓の建物が素敵です。 |
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ここが騎士団長の館です。外観は非常に地味です。 ロードス島の騎士団長の館に比べ、外観は地味な造りです。 |
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しかし内装は豪華でした。 赤地に白の十字は聖ヨハネ騎士団のシンボル ちなみに八角十字は騎士団長(グランド・マスター)の紋章 |
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騎士団長の館の内装、設備品 |
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マルタの古都イムディーナは、聖ヨハネ騎士団以前は首都でした。 聖パウロが3ケ月過ごした町としても知られております。 イムディーナとラバトは元々は一つの街でしたが、 870年、島に侵攻したアラブ人により城壁で囲まれた中心部イムディーナと 郊外のラバトに分割されました。1530年島が聖ヨハネ騎士団の所領となり 都がスリーシティーズに遷都され街は寂しくなり[静寂の町]と呼ばれております。、 |
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ラバト側から見る古都イムディーナ 城塞都市で有ることが良く分かります。 尖塔とドームはイムディーナ大聖堂(聖パウロ大聖堂) 一方、こちらは城塞都市イムディーナ内の城壁越しから見たラバト 郊外は普通の住宅地が広がっております。 |
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古都イムディーナのメインゲートに表示されている案内図 図のクリックで拡大します。 |
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案内図のようにイムディーナは敵の攻撃を防ぐため周囲は堡塁(ほるい)になっています。 |
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現在は重要な観光資源の堡塁、綺麗に整備されております(左) 見張り台です。メインゲート入ってすぐ左にあります(右) |
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古都イムディーナへのメインゲート(左) 地震で破壊された街を修復した聖ヨハネ騎士団長 マノエル・ドゥ・ヴェナーレの紋章が彫られております(右) |
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ゲート内側にはマルタの3人の守護聖人が彫られております。 左:聖プブリウス 中央:聖パウロ 右:聖アガタ(女性の聖人) |
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中世の街の雰囲気を今に伝えるハニー色の壁、石畳 敵防御のための細い道。ただ住人の姿が見えない(確かに静寂の町) 人影は私たち観光客だけでした。 |
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ほっこりするベランダの草花 |
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ラテン的でお洒落な表札(表札が有るという事は人が住んでいる?) |
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古都イムディーナの中心的建造物 4世紀に聖パウロの祈りにより病の父を救ってくれたた事から キリスト教に改宗、マルタ最初の司祭となった聖パブリウス家の 跡地に聖母にささげて創建したマルタ最初の聖堂です。 |
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大聖堂の内部には聖パウロの難破の場面や生涯が描かれておりました。 聖ペテロは十二使徒の筆頭でキリストから天国の鍵を預かった人物 聖パウロは十二使徒ではありませんがマルタでは尊敬されております。 |
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(左)聖ペトロ (中央)主祭壇 (右)聖パウロ |
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豪華絢爛な大聖堂内部 |
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キプロス島&マルタ島周遊9日間ムービー(7日目) | |
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