モロッコ

ヴォルビリス 7-古代ローマ遺跡:ヴォルビリス  


ヴォルビリス


ヴォルビリス 古代ローマ遺跡・ヴォルビリス

ヴォルビリスは古代ローマ帝国時代、アフリカ西端地域の中心地で

全盛期は約3万人が住んでいたそうです(この3万人の数字

どのようにして分かるのか?聞きそびれました 汗(^-^)汗

でも、遺跡内には公共広場(フォーラム)、バシリカ、公衆浴場、

ユピテル(ジュピター)神殿などが設けられ凱旋門から大通りの

両側には豪邸跡が見られるなど、当時の繁栄ぶりが

うかがわれました。遺跡全体の7割りは手付かずの未発掘。

他のローマ遺跡には、たいがい有る、円形劇場は

ここヴォルビリスでは未発掘でした。



117年頃のローマ帝国
ローマ帝国





モロッコ・ヴォルビリス発掘済み部分の遺跡
ヴォルビリス





ヴォルビリス





バシリカ(礼拝所、会議所、取引所、裁判所などに使用された)
ヴォルビリス





左:ユピテル(ジュピター)神殿  右:バシリカの側面
ヴォルビリス ヴォルビリス





フォーラム(公共広場)
ヴォルビリス ヴォルビリス





左:デクマヌス(ローマ兵10人横並びで通れる巾の通り)
ヴォルビリス ヴォルビリス





左:公衆水洗トイレ   右:公衆浴場
ヴォルビリス ヴォルビリス





左:日時計   右:製粉所
ヴォルビリス ヴォルビリス





デクマヌス通りに面した列柱の邸前で
ヴォルビリス





貴族の館の床モザイク・タイル例

2,000年の時を経て、なお鮮明に残る美しいモザイク・タイルに感動です
ヴォルビリス



その他のモザイク・タイル例
ヴォルビリス





出土品の一部
ヴォルビリス





デクマヌス通りの西に位置するカラカラ帝の凱旋門

カラカラ帝(本名:マルクス・アウレリウス・セウェルス・アントニウス)は

ローマ史上に残る残虐非道の暴君とされているが、辺境のモロッコでは

全属州民にローマ帝国・市民権を与えてくれた(アントニウス勅令)ことを感謝し

この凱旋門を建てたと言われております。





デクマヌス通り(ローマ兵10人横列で並べるメインストリート)と

カラカラ帝・凱旋門






 
 

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