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カスバ街道の起点 ワルザザード
アルジェリア・アルジェのカスバ(城塞)は有名ですが、
ここモロッコでもメルズーカ⇒エルフード⇒ワルザザードの
街道沿いにはカスバ(城塞、砦)が点在しカスバ街道と
呼ばれております。
ワルザザードは1920年フランス軍によりサハラ砂漠の
最前線基地として建設されましたが、現在はモロッコ軍の
駐屯地になっているそうです。
ダデス川沿いに西へ[カスバ街道]が延び、
ドテア川沿いに南へドテア谷のオアシスが延びております。
近郊で[アラビアのロレンス]が撮られて以来
ここはいくつもの映画の舞台として使用されているとの事でした。
一口メモ
要塞化(砦化)された集落は”クサール”と呼ばれ、
その中で王や司令官が住んでいた城郭が”カスバ”と呼ばれるのだそうです。
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トドラ渓谷からワルザザードに向かう途中
オアシスとカスバが織りなす風景が流れて行きます。 |
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これはティフルトゥトのカスバです。かってはグラウイ家(?)の住居だったそうです。
映画アラビアのローレンスのロケ地のひとつだったとのこと。
現在はホテルやレストランになっております。 |
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バスは写真タイムを設けてくれました。 |
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ワルザザードに着きました。
周辺は茶褐色に彩られた建物が並びます。
ここは映画のロケ地として良く使用されるそうです。 |
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これが有名なワルザザードの[タウリルトのカスバ]です。
マラケシュの軍司令官グラウイが暮らしていたカスバです。
ちなみに、これら建築物の主要構造物は”日干し煉瓦”です。
この後ろに住居群があり、現在600所帯ほど住んでいるとのこと。 |
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カスバといえば連想する”カスバの女”の唄です。
下にリンクさせていただきました。
ただモロッコのカスバは唄に出てくような軟派な雰囲気は全くありません。
超・硬派でした(この歌はアルジェリアのカスバの例かもしれません?)
カスバの女(歌:エト邦枝) |
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